エクステリア・外構と駐車場の関係性

駐車場のあるエクステリア

筆者は車必須の田舎育ちなのですが、駐車場はカーポートも無く簡素な造りでした。また、コンクリートではなくなぜかタイル仕上げだったので、段差で乗り上げる部分が頻繁に割れていたことを記憶しています。

カーポートを付けなかったのは自宅の位置関係が要因にありました。近年ルートが変化していますが当時はよく台風が上陸していたエリアで、台風時にゴミ溜めになってしまう位置だったのです。
そのため、飛んできた何かの破片などがカーポート下の空間で暴れると車の傷がとてつもない事になりかねない、それなら吹っ飛んで行ってくれるようにした方が、と両親は踏んだようです。

こうして、我が家はエクステリアと呼べるような空間づくりはほとんどない、大変シンプルな外観の家になりました。

 

今思えば、せっかく広い庭だったしもっと素晴らしいエクステリアが造れたのに、、、と残念に思いますが、子供だった自分が建てたわけではありませんので仕方のないことですね。

と話がそれましたが、今回はエクステリア・外構と駐車場の関係性を深く考えてみることにしましょう。

 


 ★CONTENTS★

 ◇駐車場に関して起こり得る問題
  ・土地が狭い場合
  ・建物が小さくなる!?
  ・車の買い替えで
  ・ぶつけたりひっかけたり

 ◇エクステリアに及ぼす影響
  ・排気ガス
  ・美しさを乱す
  ・車のはみ出し

 ◇まとめ

 

駐車場に関して起こり得る問題

◇土地が狭い場合

狭い土地

駐車場を設けることでそれだけエクステリアに割けるスペースが減ります。

車の出し入れは見通しが良い状態が必要ですので、敷地が狭い場合にフェンスや門柱・門扉を設置すると出し入れに支障を来たす場合はそれらの設置が難しくなります。

そうなるとオープン外構にせざるを得ないため、エクステリアの造り込みはハードルが上がることになります。

 

また更に、前面道路が狭い場合は斜めや横向き駐車になり接道面を多く割くことになり、更に駐車場以外のスペースの間口が狭まります。

 

◇駐車場の計画次第で建物が小さくなる

分譲区画

駐車場は車種に合わせた広さを確保する必要があります。そのため設計段階で計画するのが通常です。
車が2台あったり大きかったりすればその分スペースが必要ですので、建物を建蔽率いっぱいに建てられない可能性が出てきます。

また、カーポートは建蔽率に含むため、新築時にカーポートを設置する場合も建物の建築面積に影響します。

 

建物の大きさを優先したいならば、近隣で月極駐車場などを検討する必要があるでしょう。当然ですが駐車料金がかかってしまうので、よくよく考えて決断しましょう。

 

◇車を買い替えたら駐車場に入らない

車買い替え

お子さんが増えたり、ボロになってきたり、様々な理由で車を数年に1度買い替える人は多いと思います。ですが、駐車場を設けた時に広さを以前の軽自動車に合わせていた、など、買い替えによって駐車場に止められなくなったというケースが実際に起こっています。

車の買い替え時には、必ず駐車場の有効寸法と車のドア開閉時寸法、前面道路の幅員を考えて選びましょう。

 

◇ぶつけたりひっかけたり、破壊してしまう

車止め破壊

無理やり駐車場を設けた場合、車が入るギリギリで造っていると様々なシーンで出し入れが難しくなります。
既出の通りフェンスや門柱・門扉が車の出し入れを困難にしたり、花壇にぶつけてしまったり鉢植えを倒してしまったり。

また重要なのは扉の開閉です。乗り降り、荷物の積み下ろしを想定し、サイドドア・バックドアが余裕をもって開く広さを確保しなければなりません。
サイドドアの開閉スペースが厳しい場合はスライドドアの車に買い替えるなどの対処が必要かもしれません。

 

エクステリアに及ぼす影響

駐車場がエクステリアに及ぼす影響は、カーポートのカッコよさなどの良い面だけでは当然ありません。

前項で既にいくつか挙げましたが、他にも考えてみましょう。

 

◇排気ガス

排気ガス

ガソリン車に乗っている場合は必ず排気ガスを排出していますが、この排気ガスが植栽に影響を及ぼすことがあります。
車の配置と植栽や鉢植え・プランターの配置によっては、排気ガスを浴び続けた植栽が枯れてしまうのです。

また排気ガスにススが混じってしまって壁などが汚れることもあります。せっかく美しいエクステリアだったとしても、スス汚れが付いてしまっては台無しです。車のメンテナンスはまめに行いましょう。

 

◇駐車場がエクステリアの美しさを乱す

ボロの駐車場

「車が停められればいいや」と言う感覚で深く考えずに駐車場を造ると、無機質な駐車場になりエクステリアとして調和しない事態を引き起こしてしまいます。

スリットやクラックから雑草が生えっぱなし、物置状態が丸見え、など手入れの行き届かない状態も大変に景観を乱しますね。

敷地前面に設けることが多い駐車場ですのでエクステリアとしての影響はとても大きいのが事実です。
用途・広さ・使用頻度などきっちり計画をして、エクステリアとして調和するように造りましょう。

 

◇車がはみ出している

はみ出し

車の買い替えや停めにくさなどが要因で敷地からはみ出して駐車している場面を見かけることがあります。これは大変よくありませんね。

エクステリアは自宅の範囲を超え、街並みや街づくりに影響を及ぼします。
はみだしが原因で緊急車両が通れなかったらどうなるでしょうか?整然とした街並みに、そこだけいつもだらしなくはみ出し駐車をしていたら?

エクステリアと街並みづくり」のコラムでも記述したとおり、住まいのエクステリアは街並みの一部でもあります。
ご自宅だけの問題ではないこと、肝に銘じたいですね。

 

まとめ

カーライフ

車必須の暮らしにはとても重要な駐車場。エクステリアとしての重要性が非常に高いだけに、費用はかかってしまっても手を抜くべきではない存在であることが伝わったでしょうか。

車自体も街や環境に強く影響を及ぼす存在です。車を所持している方は、車自体の事、駐車場の事、エクステリア全体の事、街並みの事、考えるべきことは多いですがプロの手と知恵を借りて、トータルで良いカーライフを送ってくださいね。

 

 

ひらめき

★この記事を読んで
「これ悩んでた!」「ずっとどうにかしたかった」とピン!と来た方★ 

まずは質問してみる → 問合せフォーム

対面で相談したい  → 各種予約フォーム

ちょっとしたご質問でもお気軽にどうぞ♪

 

1ページ (全9ページ中)