迷ったらこれ!お庭に「デッキ」を設置するメリットと種類別の選び方2025
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いま、庭に“デッキ”を設ける家が増えています
近年、新築分譲住宅では「ウッドデッキ付き」の物件が増えています。これには、屋外空間をもっと暮らしに活かしたいという現代人のライフスタイルの変化が関係しています。
また、家族制度の変化の中で相続時に繰り返し分筆されてきた点や、人口集中で地価が上がり広い土地の取得が簡単ではなくなった歴史を見ると、建蔽率のよって建物を大きく建てられない場合は屋外も利用してなんとか“暮らし空間”を広げたいと考えるのは当然の流れです。
更に日本の住宅文化では昔から「庭」も居住空間の一部。屋内と屋外をつなぐ場所として、庭は大切に扱われてきました。その日本文化に、西洋の“テラス”や“アウトドアリビング”の要素が融合し、現代の「デッキ」という形になったといえます。
屋外にもうひとつのリビングをつくる──
それが、今の「デッキ設置」の流れです。
屋内である「リビング」は、デッキでお庭とつながることでリビングごと「お庭空間」になる
デッキってどんな種類があるの?
「デッキ」と一口に言っても、素材や見た目、メンテナンス性はさまざま。ここでは、よく選ばれる3種類を解説します。
1. ウッドデッキ・人工木デッキ(コンポジットデッキ)
▸ 特徴
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木のぬくもりがあり、リラックスできる空間に
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人工木(樹脂木)は手入れが楽で耐久性も高い
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天然木は経年変化を楽しめるが、定期的なメンテナンスが必要
▸ こんな方におすすめ
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自然素材の質感を楽しみたい方
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ペットやお子様と安心して過ごせる空間をつくりたい方
2. タイルデッキ
▸ 特徴
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美しいデザインと清潔感
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手入れが簡単で汚れに強い
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雨の日は滑りやすい素材もあるため注意
▸ 施工ポイント
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土間コンクリートが必要なケースが多く、工期は長め
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割れた際に同じタイルが手に入らない場合もあるので、事前確認を
▸ こんな方におすすめ
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モダンで上質な空間をつくりたい方
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メンテナンスの手間を減らしたい方
3. コンクリートデッキ(スタンプコンクリートなど)
▸ 特徴
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高耐久で劣化しにくい
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自由度の高いデザインが可能(模様・色も調整可)
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凍害やクラック対策が必要な地域も
▸ 施工ポイント
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重量があるため基礎工事が重要
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下地処理・防水・断熱対策も慎重に
▸ こんな方におすすめ
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長く使える安心設計にしたい方
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メンテナンスより機能重視の方
施工事例から見る“理想のデッキ空間”
実際にどんな暮らしが叶うのか、リアルな施工例をご紹介します。
■ 人工木ウッドデッキ|ペットも安心のアウトドアリビング
人工木のウッドデッキを設置し、愛犬と一緒に過ごせる“庭のリビング”を実現。デッキ下にはメッシュフェンスを設けて、安全面にも配慮しました。
■ タイルデッキ|広い前庭を有効活用したもう一つのリビング
もともと管理に手がかかっていた前庭を、目隠しを兼ねたタイルデッキにリフォーム。庭木との相性もよく、使いやすく上質な空間へ。
■ ウッド調タイルデッキ|木の質感×メンテナンスフリー
「木の雰囲気は欲しいけれど手入れが大変…」という悩みにはウッド調タイルが最適。リアルな木目デザインと耐久性を両立した、今注目の素材です。
デッキを設置する前に知っておきたいこと
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設置場所の日当たりや風通し
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家との段差や動線との関係
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希望する用途(食事/読書/ペットの遊び場など)
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素材のメンテナンス頻度と寿命
これらを整理しておくことで、後悔のないデッキ選びができます。
まとめ|「第二のリビング」を、庭に。
デッキとは、もともと船の“甲板”を意味する言葉。
そこから発展して、屋外にあるフラットな居住スペース── つまり「庭の中のもうひとつのリビング」として親しまれるようになりました。
テラスと違い、建物と連続性を持った設計が特徴のデッキ。あなたの暮らしにもきっと新しい心地よさをもたらしてくれるはずです。
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