ビカクシダの沼
こんにちは、中の人です。
中の人宅にはビカクシダが3株います。
その中の1つが「アンゴレンセ(エレファントティス) Uganda Wild」で、目にしたときはもう・・・そのワイルドな貯水葉に惚れ込んでしまって、胞子葉も星状毛が茶色掛かっていて一瞬で夢中になってしまいました。
ウガンダの木に着生していた所を採取された株の子株です。 |
他にも観葉植物はたんまりとあるのですが、寝ても覚めてもビカクシダの事ばかり考えてしまって、ちょっと油断するとどんどん買ってしまいそうなのでめちゃくちゃ気を引き締めています。
もう沼に両足突っ込んじゃってますね。
上の写真の通り、お迎えした時は向かって左の胞子葉はまだかわいいサイズ。それが1か月半でこの通り。
下手したら先輩胞子葉より大きいじゃないか・・・ |
ビカクシダの沼というのは、観葉として1株だけあって“ただ育てている”だけでは足を取られません。
足を取られる瞬間は、2株目を買ってテンション爆上がり状態になってしまった時だと思っています。はい、もう片足入りました。
そして3株目に手を出したらもう【両足 in 沼】です。Welcome to The world of dazzling Platycerium!
ビカクシダって、なぜわざわざ「沼」と表現するか、その1つの理由は【高額だから】です。
美しい健康な状態で販売用に出荷するのはかなり大変だと思います。生育が品種や生まれごとに違うので育成の難しさに加えて、環境を整えるコストが大変なのです。ただ単に「枯らさずそこにある」だけならそこまで難しくもないのですが、美しい株姿にする事の奥深さったら・・・
だから当然販売価格もそれなりになります。流通量も関わりますね。
そしてもうひとつ、気持ち的にもうビカクシダに夢中で【抜けられなくなるから】ですね。なぜこんなに魅了されるのか?
それは体感してみてください♪
さて、アンゴレンセくんは4月後半ころに変化が出てきました。生長点がふさふさになってきたのです。
1週間ほど観察しているとモケモケはどんどんモサモサに!
生長点のモケモケがふさふさに! |
横から見れば一目瞭然。出てる! |
始め、胞子葉が出てきたのだと思っており、「すごいなぁ~3枚目かぁ!珍しいはずだから環境ばっちりイケてる!」と喜んでいたのですが、貯水葉であることが後で判明。
と言うのも、貯水葉って古い貯水葉に沿うように広がるのが通常のイメージだと思うのですが、この貯水葉、めちゃめちゃ反ってるんです。
反っていると言うか立っていると言うか。こんな感じなので、しばらく胞子葉だと思っていました。そして反対側のモケモケもふさふさになってきている。 |
横から見れば一目瞭然。Part2 |
初代胞子葉の下まで広がってきたので貯水葉と気づきました。 |
アンゴレンセの胞子葉は、相当上手に育てる人でないと1年の内に3枚目の胞子葉が出ることは中々無いそうなのです。環境を整えるのが難しいんですね。もう一方のふさふさ進行中モケモケが、いったい何を出してくるのかソワソワする毎日です。
5月終わり頃。ペロっと押して下に沿わせたい欲望と戦い続けています。空気を動かす角度を変えてみようかなぁ。あと、位置替えが少し期間空いてしまったのでまた動かします。 |
横から見れば一目瞭然。Part3 |
アンゴレンセのspore株を育てたことがないので、もしかしたら同じ管理環境でも育ち方に違いが出たりするかもしれませんね。
(こうやって沼の深みへズブズブと足を取られて行くのですね)
とりあえず、少し引き締めを強くしてみて様子を見ようと思います。また後日レポートしますね。
それでは。
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