【暑さ対策・街づくり】お盆で痛感した、エクステリアに重要な要素

公開日:2025/08/19(火) 更新日:2025/08/19(火) スタッフブログ

空

今年は梅雨明けが早かったため暑い時期が長く、生活に様々な影響がでている気がします。

まず通勤。
暑すぎませんか!?同じ道のりのはずなのに、去年より体感で倍くらい暑く感じているのは私だけでしょうか・・・通勤時にどうやって少しでも不快さを取り除くかで必死です。会社に着くころには汗でびしゃびしゃに。。。

つらいのは冷房代ですね。再エネ賦課金とやらも利用料金に比例して増えるので、暑いわ生活費圧迫するわで踏んだり蹴ったりです。

更には虫の少なさ。虫嫌いにはありがたいのですが、生態系が心配になります。不快害虫の王様「蚊」もあまり出没しません。
同じ空間で誰も刺されない中、私だけ複数個所やられる人間なのでありがたいですが。自然にも明らかに影響が出ている感じがしますよね。

涼し気なグリーンカーテン

 

筆者はお盆を東京で過ごしたのですが、なんと、東京は涼しかったです。
暑いことは暑いのですが、風はすっと通るし日陰が沢山あるので、過ごしやすいのです。単純に気温も京都より数度低かったです。ヒートアイランド現象なんてどこ吹く風。

そこで思いました。「日陰」だ。

 

シェードセイル

エクステリアのなんでもコラム でも暑さ対策でシェードについて何度か書きましたが、夏のお庭には人間も植栽もシェードが欠かせません。
街中も同じで、長時間の直射日光で地面や壁に熱を溜め続けるか否か、移動の最中に直射日光を浴びる距離がどれだけ長いか、屋根や影になる場所が肝になります。

京都は高い建物があまりありません。対して東京はビルだらけですね。
同じように街中を歩いていても、東京ではビルが立ち並ぶおかげで日陰が多く、日射しから逃げられるのです。そしてビルの日陰は熱がこもらず涼しいです。京都より湿度が低いため、風もよく通ります。公園の木陰などは、休憩にとても心地よいです。

街中のミスト

そして道路が入り組み歩道沿いに建物がないような開けた場所には、全てではない(と言うか一部だと思いますが)ですが休憩ベンチのような屋根付きスペースがありミストが出ていました。都会ならではの工夫だと思います。
京都では京都駅のバス乗り場の一部にミストが出る場所がありますが、特定路線の乗り場1か所のみであまり有用には感じませんよね。こういう事がランドスケープ、街づくりの意味での「エクステリア」の担う部分と言えるかと思います。

 

街中の涼しいスポット

京都の場合、景観を守る事の最重要ポイントは「自然と歴史的建造物」なので東京とはもちろん基本計画からして異なるのですが、景観を崩さないような形で、夏でも冬でももっと街歩きをしやすくなるような、気の利いたスポットがあればなぁと思ったのでした。

外国人観光客ではなくもっと国内企業を誘致し、自治体財政が豊かになり、京都に「暮らす人々のための街づくり」つまりは地元の人の【街時間】の快適さが進むこと。今の京都にはこれが優先順位1番目だと、強く感じたお盆でした。

「お庭時間」のためのご自宅エクステリアは、私達にお気軽にご相談くださいね!

 

お困りごとやご質問はありませんか?

お問合せフォームは→ こちら

お電話での問合せは→ こちら※スマホのみ

 

1ページ (全2ページ中)