エクステリアで実現する“ガーデンリビング”のある暮らし|庭を第二のリビングに変える最新外構アイデア

公開日:2025/11/11(火) 更新日:2025/11/18(火) エクステリアのなんでもコラム

第二のリビング「ウッドデッキ」

「家の庭をもっと活用したい」「家族がゆっくり過ごせる外空間をつくりたい」と感じることはありますか?京都の住宅街では敷地を広く使うことが難しいケースも多く、庭の使い道に悩む人が非常に多いと感じています。

この記事では、庭を“第二のリビング”として活用できる「ガーデンリビング」の考え方や、京都の気候に合わせた外構デザイン、屋根・テラス・植栽・照明などの具体的なつくり方を紹介します。
京都の家に最適なガーデンリビングがどのように実現できるのか、気になる大まかな費用感や注意点も解説いたします。

庭をもっと快適にしたいご家族、子どもとペットが遊べる庭をつくりたい方、屋外空間でもくつろげる暮らしを求める方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

 

ガーデンリビングとは?エクステリア空間が注目される理由

アウトドアリビング

ガーデンリビングとは、庭をリビングの延長として活用する外構デザインのことです。
庭の一部を室内さながらに快適に整え、外で過ごす時間を増やすことを目的にしています。京都では夏は蒸し暑く冬は冷え込むため、屋外空間を快適に整える工夫が欠かせません。

ガーデンリビングが注目されている理由は、家族の過ごし方が多様化しているためです。例えば、屋外での食事時間、子どもやペットの遊び場、在宅ワークのリフレッシュスペースなど、庭の役割が非常に広がっています。
さらに、京都の住宅では室内の延長として庭を使うことで、狭小地でも開放感を得られるメリットがあります。

実際に筆者が担当した宇治市のお客様でも、リビング前にタイルテラスを設けたことで「息子さんがガーデンファニチャーを買ってくれて」と既に独立されたお子さんとの交流が増えたことを喜ばれたことがあります。このように、生活の質を大きく高められる点が、ガーデンリビングが選ばれる理由です。

 

ガーデンリビングのメリット

ウッドデッキで家族と過ごす庭

ガーデンリビングの大きなメリットは、家の中だけでは得られない開放感を生み出せることです。

京都の住宅街では隣家との距離が近いケースが多いですが、工夫次第で庭がプライベート空間に変わります。また、子どもとペットが屋外で遊べる場所を確保でき、家族のコミュニケーションが自然と増えます。
さらに、屋外で過ごすことで気分転換にもつながり、暮らしの満足度が上がることが魅力です。

 

雨でも使える。屋根付きガーデンリビングの人気デザイン

木調の内天井と目隠しの千本格子で重厚感のあるアウトドアリビング

京都の気候は梅雨時期の長い雨や、夏の急な夕立が特徴です。
雨でも庭を使えるようにするためには、屋根付きのガーデンリビングが有効です。屋根を設けるだけで、天候を気にせず庭で過ごせる時間が大きく増えます。

屋根付きガーデンリビングは、生活動線の改善にも役立ちます。例えば、洗濯物を急いで取り込む必要がなくなり、家族が外に出る時間が自然と増えます。

 

京都で選ばれている屋根タイプ

ポリカーボネートのテラス屋根/YKK AP
ポリカーボネートのテラス屋根 YKK AP/ソラリア

京都で人気のある屋根タイプは、ポリカーボネート素材を使ったテラス屋根、ガーデンルーム、独立型テラスが挙げられます。

ポリカーボネート素材は紫外線を約90%カットできるため、夏の強い日差しから家族を守れます。遮熱タイプのポリカーボネートもあり、日当たりによってえらばれると良いでしょう。

ガーデンルームは完全に囲われた空間で、花粉の時期でも快適に庭を楽しめる点が支持されています。リビングの掃き出し窓を開放すれば、エアコンも効かせることができます。

また、独立型テラスは建物外壁に負担をかけず取り付けられるため、既存住宅のリフォームでも採用しやすいデザインです。

独立タイプテラス屋根/LIXIL テラスSC
壁付け不要の独立タイプテラス屋根 LIXIL/テラスSC

 

家と庭をつなぐ“中間領域”のつくり方|ウッドデッキ・タイルテラス比較

ガーデンリビングをつくるうえで重要なのが「中間領域」です。中間領域とは、リビングと庭を自然につなぐ空間のことで、屋外へ出る心理的なハードルを下げる効果があります。中間領域をつくる方法として、ウッドデッキとタイルテラスがよく選ばれます。

 

ウッドデッキの特徴

人工木デッキテラスDCで第二のリビング

ウッドデッキは木の温もりを感じられ、素足で歩いても快適です。京都では朝夕の温度差が大きい季節でも柔らかい素材感が心地よいと評価されています。ただし、天然木はメンテナンスが必要で、湿気が多い京都では腐食やカビが発生しやすく注意が必要です。

人工木デッキを選べば、耐久性を確保しながら見た目の良さも維持できます。ただし、一般的に人工木デッキは天然木に比べて熱伝導率が高く、直射日光の熱を溜めやすい傾向があります。冬の冷えも天然木より顕著なため、夏や冬の裸足は難しいでしょう。※製品による
また静電気が溜まる事もある為、時々デッキに出て放電することをお勧めします。

 

タイルテラスの特徴

タイルテラス

タイルテラスは耐久性が高く、雨や紫外線に強い点が魅力です。京都の夏の高温にも耐えやすいため、長くキレイな状態を保てます。
掃除もしやすく、BBQなど高温になる場合も安心して利用できます。

デザインのバリエーションも豊富で、モダン住宅や和モダン住宅にも合わせやすい素材です。

一方で、夏の直射日光を受けると表面温度が高くなるため、屋根や日除けと組み合わせると使い勝手が大きく向上します。

 

植栽と照明で変わる。夜も快適に過ごせるガーデンリビング演出術

ライトアップされたリビングテラス

ガーデンリビングでは夜の快適さも重要です。またせっかくのガーデンリビング、ホテル宿泊のようにおしゃれに使いたいですよね。

京都の夏は日中が暑いため、夕方から夜にかけて外で過ごす家族が多く、照明や植栽の配置で庭の魅力が大きく変わります。植栽と照明を組み合わせることで、昼とは異なる落ち着いた雰囲気を演出できます。

 

夜の庭を快適にする照明テクニック

ステップやデッキ下に仕込む照明は幻想的で美しい

人気の照明演出として、植栽の足元を照らすローポールライト、壁面を優しく照らすウォールライト、デッキ下に仕込む間接照明が挙げられます。

ローポールライトは葉の影が広がり、庭に立体感を生み出します。足元もしっかり照らしてくれるので、お庭の歩くことが多い箇所まわりの植栽を照らすと効果的です。

ウォールライトは眩しさを抑えながら安全性を高めます。
優しく穏やかな光で視界を明るくしてくれるので、ガーデンファニチャーを設置する周辺や、特に鑑賞したいツールを照らすのに最適です。

間接照明は足元に光を添えることで優しい雰囲気が生まれ、夜の庭を歩く姿が自然と引き立ちます。
モダンさを際立たせ、おしゃれな空間にしたい場合はマスト照明と言えるでしょう。

 

 

リフォームでガーデンリビングをつくるときの費用感と注意点

中庭を第二のリビングに

京都でガーデンリビングをリフォームする際の費用は、内容によって大きく変動します。

ウッドデッキやタイルテラスの設置は30万円〜150万円が目安で、屋根をつける場合は50万円〜200万円ほど必要です。ガーデンルームを導入する場合は100万円〜300万円と幅があります。

注意点として、京都特有の気候対策があります。夏は湿度が高いため素材選びを慎重に行う必要があります。また冬は底冷えするため、タイルの種類や色味によっては寒々しく見えるケースがあります。さらに、既存の外構との高さ調整を誤ると、雨水が建物側に流れてしまうなどのトラブルにつながります。

 

 

リフォームを成功させるポイント

リビングテラスの屋根はシェードタイプもあり

成功のポイントは、リビングとのつながりを意識した設計にすることです。庭のレベル差、屋根の高さ、隣家からの視線を細かく調整するだけで使い勝手が大幅に変わります。
デッキやテラス自体の高さがある場合、庭とデッキ・テラスの行き来にはステップが必要になることも多くありますが、快適な「中間領域」とするためには必須となります。

 

 

まとめ

アウトドアリビングでお庭時間を豊かに

この記事では、ガーデンリビングの魅力や屋根やテラスの種類、植栽と照明の演出、リフォーム時の費用や注意点を紹介しました。庭を第二のリビングのように活用すれば、家族の時間が増え、暮らしの満足度が大きく向上することでしょう。

ガーデンエレガンスでは、宇治市を中心とした京都エリアで、フェンスやカーポート、ウッドデッキなど人気のエクステリアを取りそろえた新築外構工事や外構リフォームをおこなっております。是非、京都の外構の事ならガーデンエレガンスにお任せください!

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