エクステリア・お庭に大発生!今年も緑や黒のアイツらが…

公開日:2025/05/18(日) 更新日:2025/05/19(月) エクステリアのなんでもコラムスタッフブログ

※虫の画像は掲載しておりません。安心してお読みください。

鳥さん

何とも不穏なタイトルにしてしまいましたが・・・

そうです、昨年も一昨年も大発生したアイツ「カメムシ」です。
冬場のある日、入荷した鉢植えの葉っぱの間でカメムシが越冬していたため、間違いなく次の夏も大量発生だな、と確信。
カメムシは少なからず冬を越せずに力尽きますので、地植えされている街路樹や庭木・生垣などならまだしも、人の手が入る上に生産・出荷過程で移動もある鉢植えで越冬できた個体があるという事は、その分産卵する個体数が多いと予測できるのです。

筆者は田舎育ちですが虫が大っっっっっっっっっっっっっ嫌いなので、ブンブンと飛び回るカメムシなどもってのほか。

このコラムでは、あの被害を被らないよう回避する方法をご紹介します。

 

寄せ付けない

自然

京滋阪神はここ数年間、スギ・ヒノキの実付きが良かったのかそれをエサにする「ツヤアオカメムシ」が特に大量発生しています。
ツヤのある緑色のカメムシです。
田んぼや湿地、山や草地、雑木林、畑など、様々な植物に寄生し、夏から秋にかけて光に集まって飛来するそうです。

筆者宅のベランダではクサギカメムシ(黒い体躯に細かい模様)しか見ないのですが、山の麓だからのようです。クサギカメムシは冷涼な環境が好きだそうで、逆にツヤアオカメムシは寒さに弱いそうです。

 

さて、カメムシを「寄せ付けない」、これができれば自宅は快適ですね。筆者が効果を体感した方法をご紹介します。
※複数同時に対策しており、1つだけだと効かない可能性があります。ご注意ください。

 

薬剤 家屋への浸入を防ぐ

虫こないアース

虫こないアース 網戸・窓ガラススプレー

こちらは対象害虫の1番目にカメムシが記載されており、入り込んで来ようとするサッシの隙間などにしっかり散布できるので安心です。

アース虫よけネット

アース虫よけネットEX

こちらはユスリカ、チョウバエ、キノコバエ、ヌカカの4種類のみに効くのですが、左のスプレーを使う前から、不思議とカメムシも来なくなるのです。カメムシってもしや賢くて遠くから見てるのかな?

虫コロリアース粉剤

虫コロリアース(粉剤)

こちらは特にお庭で使いやすいと思いますが、もう見映えは無視してベランダに散布しています。これ、お庭で使っている知人に勧められました。すごい効きます。

 

決してアース製薬さんの回し者でも案件でもないのですが、やはり害虫研究はアースさんをとても信頼しています。
何か害虫対策をしようとすると、必ずアースさんの製品がヒットするんです。すごいです。

上記の3種類をこれまで使ってきて、明記してある効果持続期間+1か月くらいは、もう完全に安心ベランダです。
ただ、今年は相当の量のカメムシが発生すると筆者の勘が激しく反応しているため、もう1つ追加することにしました。

それがこちら。

カメムシニゲール

カメムシニゲール/共福産業

こちらは1,000円もかからず6包入っていてお得です。

ぶら下げられるのが助かるので購入しました。網戸・サッシはアースさんのスプレー、壁を伝ってくる奴らには粉剤でガードできますが、直接ベランダ内に飛来する奴らをこれでガードしたいと思います。

ベランダの手すりに吊り下げる予定です。

庭木が多くないのであれば、秋口になったら越冬を防ぐために庭木に直接吊るすのも良いかもしれませんね。ちなみに屋外使用の場合は1m間隔で吊るさなければならないようです。

天然植物成分の忌避剤なので、洗濯物のハンガーにも安心だそうです。筆者は完全部屋干しなので問題なし。

 

虫と言うのは植物があるほどに寄ってきますから、本来植物が好きなら虫も好きでいられた方が幸せなのですけどね、どうしても嫌ですよね。(虫好きさんごめんなさい)

 

捕まえる

 

クサイから嫌なのに一体何を・・・!?

と思った方、ご安心ください。
カメムシがクサイのは、外敵に攻撃を受けたときに身を守るためにクサイ化学物質を出すからで、つまりは刺激しなければ大丈夫なのです。

ペットボトルなど閉じ込められるものにそっと追い込み、外へ放てばOKです。

因みに、カメムシが出す臭いで人間が感じる程の臭さのものは、ごく少数だそうです。中には良い匂いを放つ種類もあるようで、カメムシ同士のフェロモンの役割もあるそうです。

沢山侵入してきた場合は少々面倒ですが、室内では慎重に捕獲していきましょう。

 

 

その他

エクステリア照明

エクステリアの照明をできるだけ切る

近年では植栽を照らすエクステリア照明を設置するのが標準的ですが、ツヤアオカメムシは光に向かっていく性質が強いそうなので、市街地や集合住宅などの明るく光る場所へ集まってきます。

せっかくのエクステリア照明かもしれませんが、建物に近い部分や出入りが多い場所などは極力電気を消しておくようにし、誘因する原因を減らしましょう。
光に集まってくるカメムシは、寒くなって来るとそのままその周辺で越冬しようとするそうなので、光で誘因しないことが翌年にも繋がる最も大切な対策かもしれません。

 

速攻性のある殺虫剤でやっつける

様々な対策を施してもどうしても大量にやって来るとなると、殺虫剤の使用もやむを得ないでしょう。

隣家の洗濯物が無いか、風向きはどうかなどをしっかり配慮しつつ、一旦一掃してすかざず「寄せ付けない」を実行しましょう。

そして殺虫剤は当然人体にも良くありません。体調が悪い時は使用せず、マスクやゴーグル・長袖長ズボンを着用して、肌に触れたり吸い込んだりしないよう必ず対策をしてから使用しましょう。

 

まとめ

テラス風リビング

夏の夜不快なカメムシについて、対策を書いてみました。

あまり目新しい対策ではないかもしれませんが、全てを同時多角的に行う事で中々の効果を得ることができます。
せっかくの庭木や植物を愛で、テラスでくつろぐ時に、不快害虫が大量発生されてはとてもじゃないですがリラックスしていられませんよね。

やつらがやって来る前に、早めの対策を講じましょう。

 

 

庭雅

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