京都で注目の“クローズ外構”|プライバシーと美観を守る重要性とは?

公開日:2025/11/02(日) 更新日:2025/11/03(月) エクステリアのなんでもコラム

クローズ外構

こんにちは、京都・宇治市の外構業者ガーデンエレガンスです。

京都という地域には、街並み・風土・気候・暮らしの歴史があります。その中で、外構スタイルも時代とともに変化してきました。ガーデンエレガンスでも、ここ宇治市・京都市を中心に「開放的なオープン外構」から「しっかり囲うクローズ外構」へのご相談が、年々増えてきています。

「クローズ外構」に含まれる塀・フェンス・門扉・目隠しスクリーンなどを活用し、道路からの視線を遮りつつ、デザインと暮らしやすさを両立するスタイルが、現代の京都の住宅にマッチしているのです。

プライバシー確保・防犯強化・美観維持という三本柱をもとに、このスタイルがなぜ今、重要視されているのかを以下で深掘りしていきます。

 

なぜ今、京都でクローズ外構が選ばれているのか?

防犯性の高いクローズ外構は京都など狭小密集地で重宝する

まず結論として、京都府内の住宅では「道路や隣地からの視線」「駐車車両の出し入れ」「外構デザインの質」が以前にも増して重要視されています。

道路から丸見えの敷地では「リラックスできる庭・外構空間」が実現しづらいと感じる方が増えているのです。
また、京都のような歴史的・住宅密集地では敷地間の距離が近く、プライバシー確保が特に重要です。

さらに、近年の防犯意識の高まり、ペットや子どもの遊び場確保といったライフスタイルの変化も、このスタイル選択を後押ししています。例えば「ブロック塀やフェンスで囲み、庭にテラスやデッキを設けて家族夕涼みができるようにしたい」といったニーズが増えています。外国人観光客の増加にの影響も顕著で、敷地への侵入やゴミ放置なども特に市街地では問題になってきています。

このような背景があるため、クローズ外構は今、京都で選ばれる外構スタイルになっているのです。

 

防犯・プライバシー対策の要。クローズ外構がもたらす安心感

クローズ外構の大きなメリットの一つが「安心感」です。

安心して暮らせる庭・エクステリア・外構
安心感がいっぱい

 

まずはプライバシー。
家の中や庭が外部から簡単に見えない構造になることで、住まい手が心理的に安心して暮らせます。

次に、防犯性。
敷地の出入りが視界で制御しやすくなるため、不審侵入の抑止につながります。私が施工を担当したケースでは、フェンス・門扉付きの敷地に照明とカメラを併設したことで、夜間のちょっとした物音にもご家族が安心できるようになりました。

さらに、安全性。
特に小さなお子さまやペットがいるご家庭では、「道路へ飛び出す不安」や「敷地外からの侵入」のリスクを低減できる点が評価されています。

デメリットとしては、囲う分コストが上がる・開放感が減るという点が挙げられますが、安心を重視するなら十分検討の価値があります。
「見られない暮らし」「出入りを管理された暮らし」が、クローズ外構によって可能になるため、これから長く続いていく「暮らし」には大変重要なポイントになるのです。

 

京都の街並みに調和するデザイン術

門柱の素材は外構デザインに重要な要素

京都という地域では、和風・和モダン・洋モダンなど多様な住宅スタイルが混在しています。その中で「クローズ外構をどうデザインするか」が非常に重要です。

例えば、和風住宅ならば塀を漆喰調に仕上げたり、格子の門扉を使ったり、石材をアクセントに入れることで「街並みに溶け込む囲い」が可能です。

デザインを考える際には次のポイントが重要です。

  1. 素材選定(塀・フェンスの材質・カラー)
  2. 高さや視線遮蔽のバランス(道路・隣家からの目線)
  3. 照明・植栽・門まわりのトータル設計

特に京都市街地近くの住宅では、歴史ある町屋風住宅とも調和するよう、「色味を抑えて格子・縦ラインを強調する」デザインが好まれています。このように、デザイン術を押さえることで、クローズ外構がただ「囲うだけ」の機能にならず、住まいの価値を高める要素になります。

 

子どもやペットにもやさしいクローズ外構

クローズ外構でも完全に隠さない防犯性の高さ

ご家族で暮らすにあたって、「子どもの遊び場」「ペットの運動スペース」は重要な要素です。

クローズ外構は、敷地内をしっかり囲むことで「安心して遊べる外部空間」を実現します。例えば、フェンスで囲まれた庭でペットが走り回っても、道路に飛び出す心配が少ないという声を多くいただきます。
また、視線を遮る構造にすることで、習い事帰りの子どもや友人を招いた際にも「外からの視線を気にせず過ごせる」というメリットがあります。

もちろんデメリットもあります。例えば囲う分だけ費用がかかる・植栽とのバランスを誤ると閉塞感が出る・メンテナンスが必要になることです。しかし、「安心・快適な家族時間」を図るには、クローズ外構は非常に有力な選択肢です。

 

オープン外構からクローズ外構にリフォーム

土間打ちの段階で計画すると外構費用を抑えやすい

オープン外構からクローズ外構へリフォームする場合、初めからクローズ外構を計画して施工するケースと比べて、費用や工期に違いが生じます。

まず、最初からクローズ外構を計画して施工する場合は、門扉・塀・フェンスなどを敷地全体の設計に合わせて配置できるため、効率的な施工が可能です。基礎や配管の位置も最初から考慮できるため、無駄な撤去工事が発生しにくく、全体費用の目安は150万〜350万円程度で収まるケースが多いです。(※標準的かつシンプルな構造・素材の場合)

一方、オープン外構からクローズ外構にリフォームする場合は、既存の構造物を一部撤去する工程が加わるため、費用が上乗せされます。例えば、ブロック塀やアプローチを新たに設ける場合、撤去費用+新設費用で全体の工事費用が200万〜500万円前後になるケースもあります。また、既存のコンクリート土間や配管の位置変更が必要な場合や、電源の移設・増設などが必要な場合、更に追加費用が発生する可能性があります。

Gスクリーンで一部囲いエクステリア

ただし、リフォームならではのメリットもあります。敷地の使い勝手やデザインを実際に生活しながら把握した上でプランを立てられるため、「必要な部分だけを囲う」など無駄のない設計ができます。特に、京都のように敷地形状や道路幅が限られている地域では、「部分クローズ」という選択肢も人気です。

結果的に、初めからクローズ外構を計画する方がコスト効率は良いものの、リフォームならライフスタイルに合わせた最適な囲い方ができるという違いがあります。どちらが適しているかは、家族構成や敷地条件によって変わるため、専門業者に現地調査を依頼して最適なプランを立てることが大切です。

また、将来的にリフォームを視野に入れてわざとシンプルな外構にする場合もあるため、新築時は10年後、20年後のことを想像しながら計画することが非常に大切です。

 

まとめ

セミクローズ外構は隠しながら軽やかに魅せる
完全に閉じないセミクローズ外構も魅力的

この記事では、京都という地域で選ばれている「クローズ外構」の重要性について、プライバシー・防犯・デザイン・暮らしの変化という観点からご紹介しました。宇治市を中心に多数の外構工事を手がけてきた中で、「囲まれた安心」「デザインされた囲み」が住まいの価値を大きく引き上げると実感しています。

ガーデンエレガンスでは、宇治市・京都市を中心としたエリアで、フェンスやカーポート、ウッドデッキなど人気のエクステリアを取りそろえた新築外構工事や外構リフォームをおこなっております。是非、お庭・エクステリア・外構のご相談は当店へお気軽にご連絡ください★

 

 

お庭にGo to+防犯キャンペーン by:LIXIL

LIXILお庭にGoto+防犯キャンペーン

対象商品を使用した工事をご契約のお客様がキャンペーンに申請頂くと、【最大50,000円分のAmazonギフト券】がもれなくプレゼントされます♪
当店担当者が代理で申請も可能ですので、お庭・エクステリア・外構工事をご検討中の方は、ぜひこの機会にいかがですか?

詳しくは こちらから ご確認ください!