イチゴ

学名：Fragaria
和名：イチゴ（苺）
英名：Strawberry
科名／属名：バラ科／オランダイチゴ属

 

イチゴは毎年春に花を咲かせ、実をつける多年草です。
夏の暑さにはやや弱いものの寒さには強く、生育適温が17～20℃と冷涼な気候を好み雪の下でも十分冬越しします。

イチゴの果実が甘かったり多く収穫できるかどうかは「品種」の能力が一番影響します。

 

土質による生産性の違いは少なく土質を選ばない作物といえますが、根は比較的狭く浅根性で大部分が地表から30センチ以内に張るため、乾燥や温度の影響を受けやすいです。

生育適温は18～25℃で、比較的冷涼・温和な気象条件を好みます。
冬場の日照時間が短く光量が少ない条件への適応性が高いですが、葉が重なりあうことを考慮すれば、できるだけ多くの光がイチゴに当たるようにすることは必要です。

 

いちごは、ビタミンCの王様とも呼ばれ、他の果物に比べて驚くほど多くのビタミンCを含んでいます。またカリウムも豊富に含まれているため代謝の改善や過剰なナトリウム（塩分）の排泄を促進し、むくみや高血圧の予防に役立つとされています。

長期間にわたって実をつける作物ですので、土壌に元肥として長期間効果が持続する有機肥料を混ぜ込むと良いでしょう。ただし過剰な使用は逆効果となりますので注意しましょう。

10℃以下や30℃以上の気温下では着果や果実の肥大が進まない事がありますので、収穫を楽しみたいのであれば適切な温度管理を心がけましょう。
ランナーが伸びてきたらマメに切り取り、株のエネルギーを主軸の実に集中させることも大切です。

 

 

 

       

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