クリスマスローズ(ヘレボルス)
クリスマスローズ(ヘレボルス)
学名:Helleborus × hybridus
その他の名前:ガーデン・ハイブリッド、レンテンローズ、ヘレボルス・ヒブリドゥス
科名 / 属名:キンポウゲ科 / クリスマスローズ属(ヘレボルス属)
クリスマスローズは寒い冬から春先まで開花する、冬の寂しいお庭を彩ってくれる「冬の貴婦人」とも呼ばれる宿根草です。
強健で育てやすいものが多いのも特徴で、鉢植えにも庭植えにも向きます。
ほかの多くの草花に先駆けて花を咲かせ、冬枯れの庭を彩ります。
クリスマスの頃に割くので呼ばれるようになったそうですが、原産地のヨーロッパでは「ヘレボルス ニゲル」のみをクリスマスローズと呼びます。
一方日本では、ヘレボルス属全体をクリスマスローズと呼んでいます。
庭植えの場合は、水はけのよい明るい半日陰に植えつけます。
秋から春までは日がよく当たる、落葉樹の木陰などが最適です。
鉢植えの場合は、10月から4月ごろまでは日当たりのよい場所で、5月から9月ごろまでは明るい半日陰で管理します。
過湿は苦手なため、梅雨や秋の長雨に当たらないよう注意が必要です。
水やりは、庭植えの場合は基本的に必要ありません。
鉢植えの場合は、10月から5月までは鉢土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るまでたっぷり、6月から9月まではやや乾かし気味に管理します。
クリスマスローズは生育が旺盛なので、鉢植え管理の場合は二回り大きな鉢に、毎年植え替えましょう。
植え付けについては、秋に入手した苗は、根を完全にほぐして古い用土と傷んだ根を取り除いてから植えつけます。
冬から春に入手した苗は、根を傷めると生育が悪くなる恐れがあるため、軽くほぐす程度で植えつけます。
株分けが可能で、11月~翌年3月まで行うことができます。適期は10月~12月です。
花後も花がらを観賞できますが、汚れて見苦しくなり始めたら花柄を株元から切り取ります。
タネをとる場合は、タネが成熟するのを待って花柄を切り取りましょう。
庭木・植栽についての
お問合せ・ご相談は