ダシリリオン
ダシリリオン
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学名:Dasylirion
大き過ぎず小ぶり過ぎず、環境さえ整えれば大した手入れもいらない、丈夫でドライガーデンに最適な多肉植物です。 国内の流通は少ないため多少お値段は張りますが、ユッカやアガベとも違ったその姿は、ワイルドな自然をそのまま持ってきたような魅力的なガーデンにしてくれるでしょう。 |
ダシリリオンは、アメリカ南西部~メキシコ北部の乾燥地に自生する多肉植物です。
非常に成長が遅く日本では流通自体が少ないため、花が咲くほどの大株は国内では珍しい存在です。
ダシリリオンは20~30種類ほどあり、全て乾燥地の原産ですが葉の形状や色は種類によって異なります。
細長い針のような葉が放射状に出て、株が成長すると葉張り幅が1.8mにも及びます。そのため、人が頻繁に歩く通路付近などは植えない方が無難です。
大きくなっても2~3m程度で花は滅多に咲かず、2022年に伊豆シャボテン動物公園で28年ぶりに開花したことがニュースに取り上げられたほどです。
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伊豆シャボテン動物公園のダシリリオン ロンギシマム。 28年ぶりに花が開花した。(2022年3月)花は2週間ほど続くらしい。 |
暑さ・寒さ共に大変強く-10℃まで耐えます。
乾燥に強く、株が成長し幹立ちするほどに幹内の保水性が極めて強くなるため、ほとんど水を必要としません。
地植えするときは水はけが良い土壌に植えるのですが、土を盛って高植えにするとよいでしょう。水やりは必要ありません。
鉢管理の場合は月に2度程度で十分で、冬が近づき15℃を切ったら月1度に減らします。
多湿は根腐れしてしまう原因になるため、日当たりの悪いじめじめする場所での管理はやめましょう。
とにかく明るく風通しがよく、水はけがよい土に植える・管理するようにしてください。
葉は種類によって形状や色が様々で、棘もあったりなかったりします。お子さんやペットも出入りする場所で管理する場合は、棘の有無を調べて購入するのが無難でしょう。原産地ではこの丈夫な葉を使ってかごを編んだり屋根材に使用したりするそうです。
剪定はほぼ必要ありません。
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