【新築エクステリア】京都府京都市 最大3台の駐車時にこそ工夫が生きるオープン外構

広い外構も狭小外構に匹敵する難しさ

タイプで選ぶ|オープン

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アプローチ

ドゥロック

門柱は建物と同系色でオープン外構のアクセントに。

使用している「ドゥロック」は
ブロック自体に防汚コートが施されて
います。

 

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After2

ロックガーデン風の植栽

ロックガーデン風の植栽。

シンプルモダンの中に、自然の力強さをプラスしてくれるデザイン。

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スカイリード

建物のフラットの屋根に合わせたフラットのスカイリードを採用。

スカイリードの屋根後方が上がっているので、窓前の圧迫感がありません。
また、南向きなので屋根材は熱遮断のブルースモークを採用。

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After4

アプローチにはスロープを採用。

暮らしの中の様々なシーンでスロープはお役に立つでしょう。

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鏡面仕上げの文字が浮き上がった表札は、モザイクでご披露できないのが残念ですが、お客様ご友人からのご新築祝いです。

敷地対角線上に鬼門避けを設け、裏鬼門にはオタフクナンテンを植えました。
オタフクナンテンは「お多福南天」や「五色南天」とも言い、難を転ずる縁起のいい木とされています。

車で前面が埋まった時にこそ、汚れにくいブロック門柱や生き生きとしたロックガーデンで迎えるアプローチ、
大荷物でも安全な足元のスロープなど、細やかな機能面の工夫がキラリと光ります。

 

鏡面仕上げの文字が美しく浮かび上がる表札は、お客様のご友人から贈られた新築祝いの品。プライバシーの関係でモザイク越しにはなりますが、上質な素材感と特別な想いが伝わってくる、印象的な門まわりのアクセントとなっています。

今回の施工は京都市内の新築外構です。和と洋が織り交ざる街並みに調和するよう、全体のデザインはシンプルながらも柔らかな印象を持たせつつ、細部にこだわりを散りばめています。

 

敷地の対角線上には、風水を意識して鬼門避けを設置。裏鬼門には「オタフクナンテン(お多福南天)」を植え込みました。オタフクナンテンは「難を転ずる」とされる縁起木で、京都の風土や文化との相性も良く、季節ごとに表情を変えながら暮らしに彩りを添えてくれます。特に冬の紅葉時期には、温かな色合いで門まわりを華やかにしてくれるでしょう。

門柱には汚れが目立ちにくく、メンテナンス性に優れたブロック素材を採用。車で前面が塞がるような配置になった際も、表札と門柱がしっかりと存在感を放ち、家の“顔”としての役割を果たします。

お迎え場所となる門柱前には、自然石と植栽を組み合わせたミニロックガーデンを設けました。華美になりすぎず、それでいて静かな力強さを感じさせる植栽配置で、訪れる人の目を楽しませる空間に仕上がっています。

さらに、大荷物を持っての移動や雨の日の足元も想定し、段差のないスロープも取り入れました。ご家族全員が安心して毎日を過ごせるよう、機能面にも配慮したプランです。こうした何気ない気配りは、生活が始まってからこそ実感していただける部分かもしれません。

京都市という伝統あるエリアでは、景観への調和や細やかな心配りが外構づくりの大切な要素となります。今回のような新築外構では、暮らしやすさと美しさをバランスよく両立させることで、建物全体の印象がより豊かに引き立ちます。

表札の美しさから始まる、ひとつひとつの工夫が光る外構。新しい生活を迎えるご家族にとって、毎日を心地よくスタートできる空間となりました。

 

Yasumasa Hata

プランナー/YASUMASA HATA