【新築エクステリア】京都府京都市 美しい、和とモダンの融合エクステリア
京都の風致地区にも馴染む、植栽を生かしたモダン美
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京都市の風致地区に位置するお住まいの新築エクステリア施工事例です。
京都市の風致地区は、歴史的景観や自然環境を守るため、複数の地区に分かれ、それぞれに細かな規定が設けられています。今回の現場でも、敷地面積の緑化率を20%以上確保することが求められており、土や芝など植栽可能なスペースをしっかり確保する必要がありました。建蔽率が40%〜60%程度であることを考えると、この緑化率はなかなかの広さを意味します。
施主様は緑化規定を単なる条件として捉えるのではなく、「どうせなら豊かな緑を存分に楽しみたい」と積極的に活用。ご自身で人工芝や花壇を施工され、四季折々の草花を植え込むことで、暮らしに彩りを添えるお庭をつくられました。
当社では、その空間に調和するよう庭木類を植栽。落葉樹・常緑樹をバランス良く組み合わせ、夏の強い日差しを和らげ冬には光を取り込む工夫を施しました。
こうして完成したお庭は、風致地区の規定を大きく上回る緑量を備えた癒しの空間に仕上がっています。
人工芝の鮮やかな緑と自然樹木の柔らかな葉色、花壇に咲く季節の花々が、見る人の心を和ませます。お庭は単なる景観の一部ではなく、屋外で過ごす時間を豊かにする大切な生活空間として機能し、日々の暮らしに潤いを与えています。
また、夏の暑さが年々厳しさを増す中、緑の持つ効果はますます重要になっています。植物の蒸散作用や日陰の涼しさは、室内温度の上昇を和らげ省エネにもつながります。気分的にも、緑があると癒し効果が期待できます。
京都のように四季の変化がはっきりした地域では、季節ごとに表情を変える緑は景観的価値も高く、暮らしに深みを与えてくれます。
今回の新築エクステリアは、規定をクリアするだけでなく、その先の“暮らしを豊かにする庭”を形にした好例といえるでしょう。風致地区ならではの制約を前向きに活かし京都の自然と調和するお住まいは、これから長く地域に愛され続けるはずです。
プランナー/YASUMASA HATA
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