オリーブ
オリーブ
学名:Olea europaea
和名:オリーブ
科名 / 属名:モクセイ科 / オリーブ属
オリーブは常緑(一年中葉をつける)の樹木で、シンボルツリーとしてもとても人気がある植物です。
銀葉が美しく、芝生の広い、洋風の庭に合います。
果実は苦くて生食はできませんが、塩漬けやいわゆるバージンオイルを楽しむことができます。
自家不結実性(単一種では結実しない)のため、異品種の混植が必要です。
風通しがよく、暖かく日当たりの良い場所に置きましょう。
室内でも屋外でも育てることが出来ますが、耐陰性はないので日の当たらない場所で育ててしまうと細く弱々しくなってしまいます。
窓際の日差しがよく当たる場所で育てましょう。
地植えでも冬を越す事はできますが、寒冷地では鉢植えにし真冬は室内で育てるようにするのが無難です。
初夏にかわいい花を咲かせ、結実すれば秋に実を付けます。
花は前年までに育った枝で咲くため、それらの枝を剪定すると花芽は出ません。
また、オリーブは冬場に10℃以下の気温で20日以上過ごさないと花を咲かせない性質があります。
室内で育てながら花を付けたい場合は、冬場に20日以上外へ出すことが必要です。
オリーブは、水はけ・水もちの良い土が適しています。
また中性から弱アルカリ性を好むため、アルカリ性に傾けられる苦土石灰、水はけ・水もちを良くする赤玉土などをブレンドすると良いでしょう。
水やりは、地植えの場合は特に必要ありません。
植え付け後や夏で雨が降らない日が長く続くときなどは水やりをすると良いでしょう。
乾燥には強いですが、水切れは避けましょう。
鉢植えの場合は、土が渇いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水やりします。
夏場は朝の早い内か夕方以降にしてください。午前中でも昼に近い時刻の水やりは、鉢の中の温度が上昇しており蒸し風呂状態にしてしまい、根へダメージを与えてしまいます。
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